今の子ども
今の子どもは、小学校の登校で、横断歩道を渡るときみどりのおばさんが側についているものだから、自分は「マンガ本」を見ながら、ゆうゆうと歩いているんですね。
これでは、自分の周りに気を付けて、注意をして渡ろうとする心構えが身につきません。
過保護になってしまうのです。
このようなところに問題があります。
イギリスの哲学者のバートランド・ラッセルが、「教育論」という木を著わしておりますが、その中にこのような例をあげております。
イギリスのある家庭に、幼稚園位の子どもがおりまして、昼寝をしておりました。
そのお母さんは、こちらで編物か何かをしているのです。
そのうちに、子どもは寝返りをしたひょうしに、ベッドから落っこちる。
すると床に頭を打ったか、体を打ってびっくりします。
そして幼児は、驚いて、泣きそうになるのですが、お母さんの方を見ます。
すると、お骨さんの方はニッコリ笑ってうなずいてやる。
すると子どもは、安心して、ベッドによじ上って、また、すやすや眠りつづける。
これでいいのだと、ラッセルはいうそうです。